制作日記

2012年1月 7日 (土)

未確認発光物体(?)

新年を迎えた仕事場に、謎の発行物体が飛来!!

Rimg1145

・・・しかして、その実体は、リサイクルショップで売られていた700円のガラストップテーブルに蛍光灯器具を仕込んで複写台を制作したものでした。

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と言っても、下図を複写するのに使うわけではなく、現在試作(思索)中の墨絵制作には欠かせないアイテムで、下の画像のように白いフェルトの下敷きを載せてその上に作品を置いて墨の濃淡を確認しながらグラデーションを掛けると。

Rimg1140


実は、以前からその必要性を見越して仕事場に大きな複写台を作って置いていたのですが、仕事部屋が手狭になるので暮れの大掃除で教室をやっているリビングに下ろし、生徒さんの下図写しやパソコンデスクとしても使えるように設置しまして。

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Rimg1165

Rimg1166

自分も必要なときにはそこで描けばいいと思ったのでそうしたのですが、いざ作業に掛かると現場が二箇所に分かれてしまうのはやはり不便で、やむ無く簡易的なものを制作することにしたと。

・・・

それはともかく、、、
正月早々「書き初め」ならぬ「描き初め」で、墨絵の試作に耽っていますが、さすがに現役で墨絵作家活動をしていた時と同様にテンション・アップするのはたいへんで、悩み悩み作業を続けていたのですが。

Rimg1182

昨夜辺りにかなり追い詰められたところで、「まずは何より、遊ぶように墨と戯れてみろ!」と、手をベタベタに墨で汚しながら紙をグシャグシャ揉んだり破いたりし始めたらなんだか吹っ切れてきまして。

いい感じにノッてきたところで、「ライトボックス~~~!」な状況に・・・

ということで、未確認発行物体の制作に至ったわけですが、、、
下の部屋に下ろしたライトボックスを作るのには、かなりの時間とお金を掛けたのに、まさかこんな簡単で安価に出来てしまうとは、なんとも(汗笑)

・・・

てなことをバタバタしつつ、久々の墨絵制作がだんだん楽しくなってきました♪

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2010年8月31日 (火)

【個展のお知らせ】村田裕生 日本画展 「~心の色~」

2010_2

いよいよ明日から9月と言うことで、個展の正式な告知をさせていただこうと思います。

会期は9月15日(水)より21日(火)まで、会場は御徒町の松坂屋上野店・5F美術サロンとなります。

百貨店の方針で作品展にはタイトルを冠することになっており、恥ずかしながら「心の色」としました。

そもそも、あらかじめ定めたテーマに沿って絵を描くようなことは無く、心の赴くままに筆を執った結果が何らかの形を成せばよいと思って居るのですが、改めて振り返ってみると、今回は「自分の心がすっと静かに落ち着く場所」を集めるように描いていたように思い、このタイトルに決めました。

そんな個人的な世界観が、鑑賞される人々の心にも同じように響くのかどうか?は、私が感じ取った「心の色」が普遍的な美しさを持っているかどうか?に係わるのではないか?と。

・・・

そして、わたくし事になりますが、前回展からの2年間は厄年だったせいか?地味に色々ありまして、自分の至らなさや無力感を痛切に感じることや、どうしようもなく絵に集中できずに悶々とした時間を過ごした時もあり、けっして平坦な道のりではなかったように思います。

それでも、展覧会は待ったなしと言う状況の中、「勝ち点1を取りに行く感覚で挑め」と自分に言い聞かせ、無事に開催することだけを目標に作業を進めて来た訳ですが、最後の夏休みには生まれ故郷での同窓会をはじめ心踊るような出来事もあり、「終わりよければすべて好し」で、最後の最後に充実した時間を過ごすことが出来ました。

これもひとえに、制作活動に充分な時間を与えていただいた絵画教室の皆さんのご理解とご協力の賜物であり、また、辛い時にも支えて頂いた家族や友人の存在、そして、どうしようもなく離れてしまいそうになっていた気持ちを「美術の世界」に踏みとどまらせてくださった、すばらしい制作者や画廊関係の方々にも、感謝したいと。

まだ何も成し遂げていない段階で少し大げさな気もしますが、そんな気持ちを胸に最後の最後の仕上げ作業に臨みますので、ぜひその結果を会場にてご確認いただきたく思うとともに、こんな前置きがどうでもよくなるくらいに楽しんで頂くことが出来たら幸いです。

■村田裕生 日本画展 ~心の色~
会期:平成22年9月15日(水)~21日(火)
時間:10:00~19:30(最終日は17:00まで・会期中無休)
会場:松坂屋上野店・南館5F美術サロン

http://www.matsuzakaya.co.jp/ueno/garou/

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2010年7月31日 (土)

DM入稿

2010

9月の個展DMを入稿。

脱稿後に「してやったり!」なんて思うことは「稀」、、、と言うより皆無に等しいですけれど、何かもうひとつ閃きに欠ける気も。。。

回を重ねるに連れ、良くも悪くも慣れて来た面はあるかと思いますが、その分、ハードルも上がってくる訳で、そんな「要求」について行けてるのかどうか?も、じっさい、良くワカランです。

と言うか、客観的な評価基準が自分の中ですごく揺れていて、昨日良いと思った仕事が、今日見たらぜんぜんダメに思えたり、さっきダメだと思ったものが、時間を置くと良く見えてきたり。

仕事の調子自体には波があっても良いとは思うんですが、状況を把握する目だけは常に冷静で安定していて欲しいと。

なんてまあ、、、追い込み作業に掛かったばかりのところで反省会してても仕方ないですし、まだまだ他にやるべき事も、やれる事もあるはず。

こんな時こそ、肩の力を抜くべきなんでしょうけれども、、、逆に、もうちょっと力んどいたほうが、その先に新境地が見えてきそうな気もします。

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2010年5月28日 (金)

クロッキー会記録 その6,7

6006 6007
【画像】5月12日分より

7002 7005
【画像】5月26日分より

継続は力・・・と言う言葉を胸に、今年はクロッキー会への参加を続けておりますが。

春休みから、教室展、連休とかさなり、しばらく間が空いてしまいまして、久しぶりに参加した5月12日分と、一昨日の5月26日分の記録をアルバムに加えました。

実を申しますと、12日の会では丸々一ヶ月休みが入った影響が思いのほか大きく、恐ろしく手が動かぬ状態で・・・(汗)、写真撮影する気力がわかず、記録も報告も打っ棄って居た訳ですが、、、このレポートは、「恥をかいて何ぼ」と言う趣旨で続けておりますゆえ、そんな「ダメ日」も含めて、全作公開して行こうと。

そして、一昨日は、少しずつ手の動きも戻り、少しは持ち直してきたか!?・・・と、実感的にはそんな意識でしたが、、、改めて撮影した画像を見比べてみると、12日も26日も、まあ、たいして変わらんような???

そんな結果をココで語らずとも、すべては作品に現れていると思いますゆえ、アルバムにてご確認頂けたらと思います。

因みに、写真撮影に関しては、初期の頃とは比べ物にならないくらいに進歩したと思います(苦笑)

005_7386 → 7001
【画像】左が初期、右が現在

以下、アルバムへのリンクです

http://artschool.cocolog-nifty.com/photos/croquis/6001.html

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2010年4月23日 (金)

【制作過程】ハクモクレン

Mokuren021

鎌ヶ谷カルチャーの「和紙に描く水彩画講座」は、この春からにわかに活気づいてきておりますが、新店長の「テコ入れ」策は、その手を緩める事が無いようで、、、

先に制作した月下美人の試作画を持参したところ、事務の方の「すごい~!いいですよぅ!!」なんて反応に気を良くしたのもつかの間、、、和やかな会話に割って入った新店長は、顔色一つ変えずに、、、

「コレ、暗い感じなんで、もう一枚明るめのをお願いします」

と、、、(汗)

自宅教室の展覧会準備でテンパって居ようが、容赦はなし(当たり前)
しかしながら、就任早々2名の新規受講者を獲得した手腕はハンパではなく、妥協を許さない心意気にはぜひとも応えたいところ。

それに、秋の個展をにらんで試作は続けていますので、「ココで一枚仕上げてしまえばよいだけの事」と、ささっと一日で仕上げるつもりが、そんなに易々と描けるわけも無く、数日の格闘。

何はともあれ、仕上がったのが冒頭のハクモクレンの作品です。

月下美人の時と同様、こちらのアルバムに制作過程を掲載いたしましたので、和紙水彩講座にご興味を持たれた方はぜひ覗いて見てください。

そして、、、週末にかけては、「書き下ろし」宣言中の新作を、教室展に向けて最終仕上げ。

神経を使う作業ではありますが、仕上げ作業と言うのは、何度やっても気持ちの良いものです。

もちろん・・・「終われば」ですが(汗)

■鎌ヶ谷カルチャーセンター「和紙に描く水彩画講座」
時間:隔週(第1・3)水曜日、10:15-12:15
場所:新京成線 鎌ヶ谷大仏駅ビル内、鎌ヶ谷カルチャーセンター
住所:千葉県鎌ヶ谷市鎌ヶ谷1-8-2 鎌ヶ谷大仏駅ビル4階
電話:047-441-8211
Web:http://www.culture.gr.jp/daibutu/

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2010年3月12日 (金)

【制作レポート】月下美人@その3

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Moon028

結局、締め切り延長していただき、今夜も。

まあ、一晩で決着つけられるわけ無いか・・・と(汗)
葉っぱを描き起こし、潰して、纏めて・・・ 
(アルバムも更新しました。#015以降~)
あとは、細かいトコ仕上げて、終了です。

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2010年3月11日 (木)

【制作過程】月下美人@その2

Img_7481

和紙に描く水彩画講座」サンプル制作。

今夜中に終わるんだろうか・・・

とにかく頑張ります。

アルバムに制作過程載せました。

むろん、現在進行中なんで、随時追加です。

なんと言うか、、、こういうものは、途中の方がいいのですね~

困った。。。

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2010年3月 9日 (火)

【制作レポート】月下美人

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カルチャーセンターの、生徒募集用サンプル画制作。

私の受け持つ「和紙に描く水彩画講座」は、最初に担当してくださった店長さんに名づけていただいた「modern墨絵講座」という名の”現代墨絵講座”から発展したもので、どちらかと言うと表現主義的な方向ですが、最近のわたくし個人的には「クロッキーブーム」の影響で線描きに興味があり、珍しく「骨描き」と言う日本画の超基本的な描法で描いてみました。

実際、骨描きでまともにお花を描くなんて何年ぶりだろうか?という気もしますが、こうして初心に戻るのも悪くない、、、というより、なんだか無性に楽しい作業です。

このあとは、講座の授業方針に則り、思い切って色遊びしてみようと思いますので、進行しましたら、またこちらでもレポートさせていただこうと思います。

ちなみに、画像1枚目はデッサン段階、2枚目はそれをトレースして墨で描いたもので。
墨絵由来の水彩画講座なので、用紙は書道(仮名)用の楮(こうぞ)和紙です。

・・・

と、順調に筆を進めておりましたが、、、ふと、そういえば店長さんが「案内に載せるのには横構図が良い」と言っておられたのを思い出し、急遽、同じ下図の横構図バージョンも(汗)

こうなったら実験を兼ねた同時進行で、イメージを変えて描いてみようと思います。

1432207076_147

そんな次第で、すこし慌てて描いたので、葉っぱの上に茎を重ねて描いてしまって修正してますが、、、スピード上げたぶん、線には勢いがあるように思うので、このまま続行します。

なにせ、「和紙に描く水彩画講座」のモットーは「失敗なんて無い」!ですので♪

画面の余白に墨や絵の具をたらして汚してしまったとしたら、他の部分にも墨や絵の具をたらして模様にしてしまえ!と、そんな感覚の講座なのです。

てな訳で、、、締め切りは今週木曜日(汗)

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2010年2月16日 (火)

【制作レポート】白い木@その1

ここのところ、絵画教室や、通信講座の話題が多く、私自身の制作活動をあまり紹介していませんでしたので、久しぶりに制作過程など。

コレまでは、仕上がったものを振り返る形でご紹介してきましたが、まったくの新作に手をつけましたので、いい機会かと思い、今回はリアルタイムでレポートしていこうかと存じます。

そんな訳で、、、今描いているのは、「白樺の木」です。
作品サイズは12号。

何はともあれ、画像から。
【注】白いものを写真に写すのは難しいです(汗)

Sira001_2
【1枚目】
私は、方法論を固定するのが嫌いなので、時と場合とモチーフによって描き方を選んではじめるようにしていますが、今回は、繊細で精密な感じを出したいので、軽い下地を入れた画面に、直接鉛筆でデッサンしていきます。

Sira002_2
【2枚目】
概ね形が決まってきたところで、隅を併用して描いていきます。
墨に置き換わった部分から、順次鉛筆の線や調子は消していきます。

Sira003_2
【3枚目】
2枚目の写真のアップです。
こんな感じで、墨で細部の質感的なものも同時に描いています。

と、こんな感じで進めていますが、この作品は、白を基調にコントラストを上げずに淡い色調でしあげて見たいと思っていますので、如何に「描かずに見せるか?」あるいは、「描いた感が残らないくらいにしっかり描く」ことができるか?が、鍵かと。

そのためには、デッサン段階から描写の「キレ」に拘って行きたいところです。

あと、現在のモノトーンに、どのくらい色彩を載せるか?によって、絵のイメージはかなり変ると思いますので、その塩梅も慎重に検討しながら描き進める積りです。

・・・

そんな訳で、同時進行している作品もあるので、毎日のようには更新できませんが、順次ご報告させていただきますゆえ、こんごともどうぞよろしくお願いいたします♪

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2010年1月 8日 (金)

アメリカでの展覧会

今年6月に予定されていたアメリカでの展覧会が日程変更になりました。

こちらの日記でご案内させて頂いた段階では、中国人作家の王さんとの2人展という企画でしたが、年末のオーナーさんからのお便りで、「熟慮の末、やはり個展でお願いしたい」との嬉しいお申し出があり、会期を来年の同じ時期に先延ばしして個展を開催する運びとなりました。

正式にその事が決定したのが新年明けてからになり、それまでは秋から冬辺りに変更する可能性もあったもので、賀状や新年のごあいさつには本年中の開催と言う事で告知させていただいたのですが、改めまして、この場で訂正させていただきます。

以前お伝えしましたように、試作の出来があまりよくなかったもので、私なりにも少し迷いが生じていたのですが、歴史的な不景気に見舞われているこのご時世において、より負担の大きい個展を企画していただけた事からも、オーナーさんの心意気や期待度の高さを充分に感じ取る事が出来ましたし、時間も充分にいただけることになりましたので、精一杯研究に励み、閃きある良い展覧会にしたいと思います。

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