展覧会レポート

2017年12月 3日 (日)

【展覧会レポート】美の棲む処i-act展 Vol.8 あえてネタバレ作品解説

第8回となる 美の棲む処 i-act展が、本日12月4日より開催いたします。

以前は、新鮮な気持ちで作品と対峙してほしいという気持ちから、SNSへの画像投稿などは会期後にしていましたが、出品作に興味を持っていただき少しでも多くの方に会場に足を運んでいただきたいと考えを改め、あえて事前に解説付きで作品画像を投稿します。

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【ひかりの雨】S100 日本画

上の画像が今回の出品作。
タイトルは「ひかりの雨」です。

サイズはS100号(一辺162センチの正方形)

雲肌麻紙に日本画の岩絵の具で描きました。

画面のパネルは不規則に三分割されていて、センターの細長い部分だけ周囲と色味を変えてアクセントにしています。

画像をクリックすると拡大したものを見ていただけますが、タイトルにもつけた「ひかりの雨」は、画面全体を覆いつくした木目状の模様でできています。

木目状の模様を光の粒子に見立て、その光が天から降り注ぐ世界をイメージしたつもりです。

アクセントの部分は、夜から明け方に移りゆく時の経過・・・のようなイメージ。
これは最初から意図したというよりは、描きながらそう感じました。

そんな解説も私自身の主観に基づくもので、もしちがうものに見えたとしたら、作者にとってはうれしいことで、むしろ、意図を超えたイメージを感じ取ってもらえたり、そこから何か新しいことを連想してもらえたら、作品に新たな深みが生まれるように思います。

そして、改めてそこで浮上してくるのが「なぜ木目模様なのか?」という疑問ですが、もし、ストレートにそれを問われたら、ちょっと言葉に詰まります。

なぜなら、まず、木目ありきで描いているから。
つまり、描く意味を考える以前にシンプルに木目を描くことにはまって居るのです。

絵を描く動機や目的には様々な形があると思います。

思想やメッセージを絵画に託したり、感動した風景や憧れの人物像などを誰かに伝えたり心に留めるために描く、などなど。

そういった視点では、私が木目模様を描くことには特に深い意味やメッセージはなく、むしろ、これを描くことで真っ白な「無の状態」になることに、心地よさを感じているわけです。

今年の6月に、K'sギャラリーでの「初夏のアルマージ展」への出品作の解説にも書きましたが、木目模様は同一の幅で線同士が交差しないという一定のルールによって描かれていますが、描きながら考えているのは、パズルを組むような感覚でルールを守ることと、そこから発生してくる木目模様を自分自身の美意識によってバランスよく描くこと。

このシンプルな2点にただひたすらこだわって描いているわけですが、作業が一定のリズムに乗り始めると、それ自体が何かの生き物のように、私とは別の意思を持って増殖し画面を埋め尽くしていくような、不思議な感覚になります。

気づけばずいぶん長い間絵を描いてきましたが、常に「意識」と「無意識」という相反する概念のはざまを彷徨う作業を続けてきたように思います。

物を描くには対象を強く意識することが必要ですが、絵の魅力というのは案外無意識なところで発揮されることも多く、しかしながら、何も意識せずにぼんやり描けば、それはただの単純作業に陥り、気の抜けたつまらない作品になってしまう。

そんなジレンマと向き合いながらたどり着いたのが、ルールを守り美しい形を描くことに緊張感をもって没頭することで、無意識の世界への扉を開いていくというやり方です。

そして、今回の作品で変化があったのは、描いた木目のほとんどの部分が、一発決めで描いて修正をしていない点です。

これには二つの理由があって、一点目は、少しずつ木目を描くことに慣れてきて失敗が少なくなったこと、そしてもう一点は、下地のグラデーションが木目と垂直に交わる方向に流したため、技術的に修正が難しいという点です。

木目とグラデーションが同一方向の場合、描き誤った木目を絵の具で上塗りして修正できるのですが、方向が違う場合、修正した部分のグラデーションが壊れていかにも修正したような違和感が生じてしまうからです。

そういった意味では、今回の作品は、以前のものと比べて格段に難しく緊張感のある作業をし、描く精度もかなり向上したようにも思いますが、そこがまた絵の怖いところで、改めて以前の作品と並べてみると、失敗を重ねながら描き込んだ前作の粗暴さがかえって力強く魅力があるように思えたり。。。

そのあたりの判断は、鑑賞する皆さんのご感想に委ねるばかりですが、私なりには、前作よりもさらに一歩歩みを進めることができた実感はあります。

さらに、絵画表現という視点でいうならば、あえて難しいクロス方向のグラデーションを選択した理由としては、発想段階で何か上から降り注ぐ光のようなものを描きたいという気持ちは固まっていて、実際に木目模様を描き始めるまでその方向をどうするか?という迷いがあったのですが、初志を貫いて縦目の木目を描いたことは間違っていなかったように思います。

そして、残った課題としては、冒頭の「意識と無意識」という視点でいうと、木目模様が無意識の世界ならば、背景となるグラデーションが意識の現れる部分で、当初の計画では、光のグラデーションを使って三次元的(遠近法的)な奥行き感のようなものを出してみたかったのですが、そのあたりが煮詰めきれず、ただ斜めに傾けただけのような形になってしまったのが心残りでしたので、次回作ではその辺りにもこだわって、内容的にも見た目の表現としても、より奥行きのある作品を描いてみたいと思います。

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【参考】前回展の出品作、「Flames(炎)」

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2017年8月20日 (日)

【告知】みすずかる光と風展 明日から開催です

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銀座・あかね画廊にて、「みすずかる光と風」展が明日より開催になります。

私は、以前の告知の通り、「夏の桜」というテーマで、旬をはずすと注目されづらい夏の木々を描きました。

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一番大きな作品は、「夏の梅」。
我が家の庭の梅の木を、目の前に画板をおいて直接デッサンしながら描く手法にチャレンジしました。

日本画制作は、スケッチや下図の段階で試行錯誤を繰り返したのち、完成された下図を本番用の和紙に転写し、画室に籠って丁寧に描きあげるのが一般的な流れです。
すなわち、本画の画面を外に持ち出して描くことはめったにない訳ですが、あえて本画の画面を外に持ち出し実物の樹木を眼前にしながら、直接絵具で描いては修正。
そんな臨場感のようなものが作品の中に現れることを目指しました。
案内はがきや、以前の告知に添えたF10号の「夏 桜」にも少し手を加え、あと一点は「夏の紅葉(もみじ)」を描いたF4号の商品を出品します。
展示期間中は、初日の午後には不定期に、24日木曜日は11~17時、25日金曜日は11~14時、最終日は午後からラストまで、画廊に滞在する予定です。
天気予報でも、いくらか天気も持ち直すようですので、ぜひ、銀座までお出かけください。
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2017年7月15日 (土)

【告知】第7回 みすずかる光と風展@本年も参加します

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銀座・あかね画廊にて、2017年8月21日(月)~27(日)に開催される「みすずかる光と風」展に出品します。

この展覧会は、美術評論家中野中さんの呼びかけにより、長野県にゆかりのある作家を集めたグループ展です。

「グローバルな時代だからこそ、ローカリティを考えたくなる(要約)」という中野先生の宣言の通り、自分のパーソナリティーが形成された起源や過程にさかのぼって考察することで、改めて自分の立ち位置や今後なすべきことが見えてくるようにも思います。

そんな目線で自分と長野との関係を考えると、中学3年生に進級する年に千葉に越してしまった私にとっての長野は、間違いなく生まれ故郷である反面自分のルーツと呼ぶには少しおこがましく思える場所でもあります。

大学時代、ストイックな受験生活から一転して真っ白なキャンバスに描く自由を与えられたとき、否応なく自分探しという果てしない作業と向き合うことになったわけですが、田舎と都会を半々に過ごしてきた私にはそのどちらを自分のルーツとすることもできず、根無し草のような心もとなさとともに深い迷いに陥ったこともありました。

都会と田舎に始まった迷いは次第にそのほかにも波及し、、、
日本人だけど西洋文化に染まっているし、古典にも表現主義にも惹かれるし、自由が好きだけど厳しさだって大切だし、優しいねって言われるけどけっこう薄情で残酷なこと考えてるし、、、その他もろもろ、考えれば考えるほど二者択一を迫られ、どちらにも決められないというジレンマに陥っていったわけです。

結局何一つ選べぬまま学校を卒業してしまい、いつの間にか千葉に住んだ期間が長野時代を超えたころ、「その迷いこそが自分自身であり、どちらかに決めてしまう事よりも、常に迷いながら思考を続けることのほうが大切」という答えにたどり着くことができたように思います。

ほぼそのタイミングで新たなきっかけを探してアメリカの姉を訪ねる旅を計画したのですが、姉の住むサンタフェの街はどことなく私たちの生まれた諏訪に似ていて、姉がどうしてここを選んだのかすぐにわかった気がしました。

しばらくそこに滞在し、あちこち出向いてスケッチをするうちに、生まれ故郷の長野の風景が自然と重なって、山に囲まれた自然の風景が自分にとってシンプルに居心地の良い場所と思えるようになりました。

それはきっと、自己表現の道具として自分のルーツを探していた時には見えなかった景色なのだと思いますし、長野で生まれ育ったという「事実」がアートになるわけではなく、何気なく見てきた故郷の風景を美しいと再認識できた、その「気づき」こそがアートたりえるのではないかと。

そういう意味では、相変わらず私は根無し草でどちらつかずの中途半端な存在のままですが、だからこそ誰よりも客観的に長野の魅力に気が付くことができるのだと、、、そんなスタンスでこの展覧会とかかわりながら、そんな私を長野の仲間として受け入れてくださった中野先生とメンバーの皆さんには感謝しています。

でもって、今回の作品は、、、「夏の桜」がテーマです。
春には華やかに注目を浴びる桜や梅を、夏になるとみんな忘れちゃう。
でも、うだるような暑さの中で精いっぱい日を浴び、エネルギーを蓄え、やがて来る厳しい冬に備える力強さと控えめ(?)な存在感が感動的だと。

上の文脈になぞらえて言うなら、そんな「夏の桜」の魅力に改めて”気付いた”時の「!」という気持ちを表現できたら良いなと思っています。

夏休み中のちょっと外に出るのが億劫にもなるころの展覧会ですが、そんな環境もひっくるめて「夏の桜」を感じてもらえたら幸いです。

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■第7回 みすずかる光と風 展 企画:中野中

2017年8月21日(月)~27(日)
11:00~18:30
(初日は12:00~、最終日は17:00まで)

出品者

桶田洋明 木下日和 小池悟 近藤伸子 齊藤澄人 塩原俊郎

田中寛美 西村大岳 村田裕生 吉田正

http://www.akane.com/

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2017年6月 5日 (月)

【展示レポート】あえて、今回の作品の解説をしてみよう

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2枚組の木目モチーフの作品を「locus」と名付けました。
日本語に訳すと、「軌跡」という意味です。

素直に日本語のタイトルにしてもよかったのですが、直接的にわからない方が想像の及ぶ余地が残るので、英語にしてみました。

ちなみに、「軌跡」という意味の単語に「Trajectory」もありますが、どちらかというと「Trajectory」は「軌道」という意味合いが強く、「locus」は「痕跡」というニュアンスを含むということで、「痕跡」のほうをとりました。

「木目モチーフ」を描いていると、”手書きの線”を描くことと否応なく向き合うことになります。

そもそも、木目を描き始めたきっかけはいろいろあるのですが、実物の木目を和紙に転写する手法の作品を制作したときに、そこはかとなく感じた「罪悪感」のような感情に由来するところがあります。

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【例】木目プリント手法で制作した墨絵作品です

それはきっと青年マルスの石膏像を初めて描いたころからの「手描き信仰」の呪縛が自分の中にあるからで、だとすれば写真もコンセプチャルアートもみんな「異端」ということになってしまうわけで、そう考えただけでもそんな「罪悪感」が無意味であることは明らかですし、木目プリントという手法を選んだ時の理由はしっかりありますので、その作品を今でも否定していません。

そんな前置きを踏まえてもなお手描きにこだわることで、絵を描くことの根源的な意味に迫ってみようというのが、一連の試みの目的です。

実際の木目は、もっと大雑把でもっと複雑でもっと不思議な形をしていますので、私の描いているのは、等間隔の線を一定のルールに従って描く「パズル」のようなもので、正確には「木目ではなく木目のような模様」です。

ところが面白いもので、描くうちに単純作業にも「善し悪し」がちゃんと出てきて、悪い部分を修正することで完成度が高くなったり、気持ちがこもって来たりするようになりますが、その過程は風景や人物を具象的に描くときと何ら変わりありません。

では何が「善し悪し」なのか?といえば、流れやバランスであったり、パズルとして破たんがないか?という要素について判断している訳ですが、その基準はあくまでも自分の中にある「美意識」だけが頼りです。

そういう意味では、実物のモチーフを前にして描くときとは思考回路が違うように思われますが、構図や形の善し悪しを語ったり判断する材料について突き詰めて考えなおすと、そこに明確な正解があるわけではなく、結局は「好き嫌い」に行きついてしまうほど感覚的な「美意識」が基準になっていることに気が付きます。

さらに言えば、「良い絵」や「魅力的な作品」とは何だろうか?と考えたとき、バランスや流れがきれいに整ってさえいれば良い訳でもなく、ときに、アンバランスや破たんがあることで面白く見えたり、場合によってはそれが逆に美しく見えたりもする訳で。

そんな”不細工”な部分をあえて残したりしながら美しい形を探すという摩訶不思議な作業に取り組みながら、ひたすら木目模様を描いていくと、自分とは別の生き物のように予測不能な形が画面の中に渦巻いてくると。

客観的に考えても、まだ抽象画と呼ぶには未熟で、「模様」の域を出ない作品ではありますが、そんな思考の痕跡が線の集合体に映し出されればよいなという願いも込めて、「軌跡」という名を付けました。


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2017年6月 4日 (日)

【告知】K'sギャラリー 「初夏のAllumage」展 はじまります

K'sギャラリー 「初夏のAllumage」展が、明日6月5日より開催いたします。

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先に告知した通り、今回は、木目モチーフ作品2点を出品します。

初日のオープニングパーティーには出席予定です。
よろしくおねがいいたします♪

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初夏のAllumage展

2017年06月05日(月)〜06月10日(土)
12:00〜19:00(金 〜20:00 / 土 11:30〜17:00)
http://ks-g.main.jp/exhibition/20170605/index.shtml

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2017年5月31日 (水)

【告知】K'sギャラリー 「初夏のAllumage展 出品します

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銀座K'sギャラリー「初夏のAllumage展」 に出品します。

昨年末のアンフィニ展からの流れで参加させていただくことになりました。
作品のほうも、アンフィニ展に続いて木目モチーフの抽象作品を制作中です。

詳細は以下の通りです。
私は、初日オープニングに参加します。

気づけばかなり直前のお知らせになってしまいましたが、どうぞよろしくお願いいたします。

初夏のAllumage展

2017年06月05日(月)〜06月10日(土)
12:00〜19:00(金 〜20:00 / 土 11:30〜17:00)
【銀座 K'sギャラリー】
【営業】
月〜木12:00〜19:00/金12:00〜20:00/土11:30〜17:00
【住所】
〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目13-4 大和銀座一ビル6F
【TEL】
03-5159-0809
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2016年12月20日 (火)

【展示レポート】第11回 日本画・水彩画作品展 YOUTUBE

第11回 日本画・水彩画作品展の模様をYOUTUBE動画でアップしました。

村田裕生のYOUTUBEチャンネルには、前回の第10回展の模様やアメリカでの活動の動画もございます。
チャンネル登録もできますのでよろしくお願いいたします。

https://www.youtube.com/channel/UC1D99az_RlCFBYInvTQweVg





 

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2016年12月13日 (火)

【告知】Infini(アンフィニ)展、日本画・水彩画作品展、開催中です。

新宿、全労済 スペース・ゼロでのグループ展、「Infini(アンフィニ」展。
そして、船橋市民ギャラリーでの「第11回、日本画・水彩画作品展」が、ともに、12月18日(日)まで開催中です。

まずは、アンフィニ展から・・・
全員が違うメディアの作家という集まりで、作風も様々ながら、こうして一つの会場に集まると不思議な一体感が生まれるのが不思議です。
会場のスペースゼロは、ゆったりとした天井高の吹き抜け空間で、昼間は柔らかな自然光が降り注ぎ、夜になると雰囲気あるオトナな空間に一変します。
夕方まえに会場を訪れ、そんな光の変化を楽しむのも一興です。

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つづいて、ふなばし市民ギャラリーで開催中の教室展「第11回 日本画・水彩画作品展」は、昨日が搬入&初日の展示で、本日13日が二日目。

回を重ねるごとに規模が拡大し、広い会場を抑えるために展覧会シーズンを外した暑い夏や寒い冬の開催が続いていますが、初日からほかほかと穏やかな陽気に恵まれ、出足も順調だったように感じています。

また、市の行事との関連で例年とは違った部屋構成になりましたが、部屋が細かく別れた分、一つ一つの部屋で落ち着いて鑑賞できる雰囲気になったのではないかと。

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画像は、ダイジェスト的なスナップ写真を載せましたが、会期が終了したら、正式に撮影した会場写真と、個別に撮影した作品画像をアルバムにまとめようと思いますので、よろしくお願いいたします。

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2016年8月17日 (水)

【告知】みすずかる光と風景展@銀座あかね画廊

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銀座、あかね画廊にて開催中の「みすずかる光と風景」展に出品中です。

「みすずかる」とは、信州信濃にかかる枕詞で、長野に関わる作家を集めたグループ展です。

かねてより参加させていただいております「美の棲む処展」と同じく、美術評論家の中野中先生の企画で、長野県諏訪市生まれの私を新メンバーとして招へいしていただきました。

半有直前まで制作活動に追われていて告知が遅くなりましたが、すでに15日から展示は開催中で、最終日は21日。

銀座では珍しく、日曜まで会期がありますので、ご興味ある方はぜひ会場へお越しください。

■みすずかる光と風景展
期日:2016年8月15日(月)~21日(日)
時間:11;00~18:30(最終日17:00まで)
会場:銀座・あかね画廊
http://www.akane.com

東京都中央区銀座4-3-14
筑波ビル2F
03-3561-4930

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2015年11月23日 (月)

【展示レポート】2015年 第7回 美の棲む処 i-act展

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2015年11月、銀座サロン・ト・Gにて開催された、「美の棲む処 i-act」展のレポートです。

以前の告知記事にも記しましたが、「美の棲む処ーi・act」展は、美術評論家中野 中(なかのあたる)氏の呼びかけにより、平面・立体などジャンルを問わずに選抜された作家12名が、所属している美術団体や通常の活動様式に捉われることなく自由な発想での作品作りを模索する場となっております。

表題の通り、今回で第7回目を数えますが、私自身は「第2節」となる第6回展からの参加となり、今回で2回目。

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【画像】展示風景

前回は墨絵の大作に挑みましたが、今回は同じ木目のモチーフを踏襲しつつ、日本画作品を制作しました。

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【出品作】Flames S100

前回作では、木版画のような技法を用いて木目をプリントした和紙に加筆する手法で描いていた木目を今回の作品では完全な手作業で描いたわけですが、あらためて「筆を握って手で描く」ことの強さや意義を再認識できたようにも思います。

それはすなわち、プリント技法を用いた前回作を否定するものではなく、苦労したほうが偉いというような意味でもありませんが、絵を描くという行為に対する純粋な衝動としての「手を動かす」実感や、その行為がシンプルかつダイレクトに人の心に伝わるような感覚は、忘れてはいけない大切なことのように思いました。

記事内に貼り付けた以外の詳細な画像は、サイドバー内のアルバムにまとめておきます。(予定-現在編集中)

■第7回 美の棲む処ーi・act 展
 
会期:2015年11月23日(月)~28日(土)
会場:銀座ギャラリー「サロン・ド・G」9F
    
企画: 美術評論家 中野 中

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