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2017年7月 8日 (土)

【レポート】信州高遠美術館アートスクール2015年・日本画入門講座@「絵具を流して、森を描こう」

2015年5月24日、信州高遠美術館にて開催された、「アートスクール2015年・日本画基本講座@絵具を流して、森を描こう」のレポートです。

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本講座では、日本画絵具のなかでも一番主流の岩絵の具について、直接絵具と触れ合いながら理解を深めてもらうのを目的に、「溜め塗り(ためぬり)」や「垂らし込み(たらしこみ)」といった技法を体験してもらいました。

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具体的には、水分を多めに含ませた絵具を塗った画面を斜めに傾け、更にその上から絵具や水を垂らすことで、絵具の流れや溜まりを作って物理的な凹凸やにじみなどの自然現象を活かした画面作りを楽しみながら、偶然できた模様を頼りに山や森などの自然を描くのがテーマです。
以下、授業用の資料に沿って解説します。

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【1ページ目】
日本画絵具の基本的な知識をかんたんにまとめました。
岩絵の具にも、天然・新岩・合成・・・などの素材の種類があること。
そしてそれぞれの絵具に、粒子の粗さによって番号が振り分けられていることなど。
素材や製造工程の画像を添えて解説しています。

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【2ページ目】

岩絵の具を作り画面に塗る工程。
絵具を塗ったパネルをミニイーゼルに載せて、絵具を流します。

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【途中過程】すでに絵になってます!

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【3ページ目】
出来上がった下地に、自然の風景の下絵を描きます。
偶然できた模様に想像力を働かせながら、山や樹木などの風景を描きます。

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【4ページ目】
下図を基に、岩絵の具を使って風景を描き込んでいきます。
絵具を流して作った下地の雰囲気を適度に残しながら、具体的なフォルムを描き、作品として仕上げていきます。

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授業の模様と、生徒さんの描かれた作品を右サイドバーのアルバムにまとめました。
下記リンクからもジャンプすることができますので、ぜひご覧いただきたく思います。

作品画像は、途中過程で絵具を垂らした状態のものも撮影しました。
完成作も素晴らしいですが、途中過程にもまた未完ゆえに想像力を掻き立てる魅力があるように思います。
順番は整えていませんが、途中過程と完成作品を比較しながら結び付けて見るのも面白いかもしれません。

【アルバムへのリンクはこちら】

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